稼げるか稼げないかは希少価値で決まる
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既に読まれた方もいらっしゃるかと思いますが、藤原和博著の『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』という本がロングセラーだそうです。
キングコングの西野氏が激奨していることでも話題になっていました。キングコングの西野氏ははっきりいって好きではありませんが、キャリアアップにはとても重要な考え方だと素直に感じましたので記事にしてみたいと思います。
稼げるか稼げないかは希少価値で決まる
こういうフレーズを耳にすると、真っ赤になって「人生は勝ち負けじゃないだろう!」と騒ぐ方もいます。私はこの方たちこそ「勝ち負けにこだわっている」ようにみえます。
「希少価値」というのは珍しいという意味なので、偉いとか人生の勝者とか勝ち組だとかそういうことではありません。あくまでも「希少」だということです。
さんまも本まぐろも私はどちらも好きです。ただ、さんまはたくさんとれるから安価であって、本マグロは希少だから値段が高いそれだけです。味には甲乙つけられません。
仕事においても、誰もができないことができる方は希少ですので、それだけポストや収入を得られるということでしょう。
希少価値を上げる方法
著者によると、「1つの分野で1万時間を投じて努力すれば、誰でも「100人の1人」になれる」と言っています。
仕事を例にあげてみると、毎日8時間で月あたり20日働いたとします。すると、大体5年位で1万時間に到達し、「100人の1人」になれるということです。なんとなく納得感ありますよね。
そこからさらに希少価値を上げる方法として、著者は別の分野にも1万時間を投じ、「100人の1人」になることを推奨しています。
そうすると、2つの分野で「100人に1人」になることで、それを掛けあわせたら、「100人に1人」×「100人に1人」で、「1万人に1人」の希少価値になると言っています。
慰謝料100億円?で噂になった、ビートたけしさんがあれだけの慰謝料を払えるのも「お笑い」×「映画監督」の希少価値によるものということですね。恐らくどちらかひとつだとあそこまでの稼ぎにはならなかったのでしょう。
私の希少価値向上作戦
数字上の計算だけをみれば理屈上は簡単に見えますが、普段の仕事を抱えるなか、新たな分野に1万時間をかけるというのはかなりのハードルです。
私は、普段の仕事で重要だけど、時間をかけきれない分野に時間を投資したいと考えています。そうすることで仕事にかける時間とキャリアアップにかけられる時間が少しはオーバーラップしますので時間効率もあがるのではないかと考えています。
今は雑記型のふざけたブログだけを書いていますが、特定分野の専門的なブログを新たに立ち上げてそこに時間をかける事でキャリアの希少価値をあげたいと考えています。どうしてもエキスパートになりたい分野があるので、そのブログがいつかは書籍になるくらいのものを目指したいと思っています。
私のブログの読者のほとんどはブログ仲間ばかりです。毎日ブログを書くのは本当に大変で、皆さんの努力に感銘をうけています。皆さんも投資した時間から、是非「100人に1人」を達成してください。一緒にがんばりましょう。
それでは