ウイスキーが絶対好きになる白州蒸留所見学ツアー THE STORY OF HAKUSHU
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ウイスキーの飲み方や楽しみ方がわからない、イマイチ好きになれないという方にこそおすすめしたいのがサントリー白州蒸留所見学ツアーです。
南アルプスの麓に広大に広がる森の蒸留所で、ウイスキーの味わいと飲み方を楽しみながら学べるおすすめのスポットです。
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- 白州蒸留所の楽しみ方
- THE STORY OF HAKUSHU(有料ツアー)とは
- SOHの魅力①:ウイスキーの製造工程を学べる
- SOHの魅力②:ウイスキーのテイスティング方法が学べる
- SOHの魅力③:マリアージュ体験
- SOHの参加方法
- 白州蒸留所の施設
- 天然水南アルプス 白州工場
- 白州蒸留所をもっと楽しむなら
- まとめ
白州蒸留所の楽しみ方
サントリー白州蒸留所の公式ホームページでは、白州蒸留所の楽しみ方を2つ紹介しています。
- 白州蒸留所の楽しみ方①:有料ツアーに参加する
- 白州蒸留所の楽しみ方②:自分のペースで参加する
多くの方はドライブついでに立ち寄り、自分のペースで参加するだけだと思いますが、「有料ツアーに参加する」コースがおすすめです。
このツアーに参加することで、ウイスキーのことが良くわかるだけではなく、忘れられない思い出になります。
THE STORY OF HAKUSHU(有料ツアー)とは
有料ツアーにはいくつかコースがありますが、「THE STORY OF HAKUSHU シングルモルトウイスキー 白州の物語」(※以下SOHと略)に絶対に参加してください。数週間前から予約が必要な超人気のツアーです。私が参加した時には、なんとツアー参加者の7割がリピーターでした。
SOHの魅力①:ウイスキーの製造工程を学べる
製造工程①:仕込
仕込工程です。麦と仕込水を混ぜて糖化させる工程です。濾過して麦汁を作ります。
製造工程②:発酵
発酵工程です。アルコール度数7%程度の発酵液を作ります。あえて保湿性に優れた木桶槽を利用しているそうです。白州工場内に住みついている乳酸菌などの微生物を取り入れ白州ならではの味にしているそうです。言われてみれば白州には独特の酸味があります。
製造工程③:蒸留
発酵液を65-70度のアルコール度数にする工程です。蒸留のポットスチルは、それぞれの大きさや形が違います。これはあえて異なる原酒を作るためだそうです。
製造工程④:貯蔵(熟成)
びっくりしたのが樽の木もあえて違うものを利用するそうです。ホワイトオーク、時には使い古したワイン樽なんかも使うそうです。異なる原酒をつくるためなのですね。ウイスキーは奥が深いです。
とてつもない大きい倉庫に白州の樽が保管されています。ここから長い年月がかかるのですね。早く出荷できる状態になって、品薄状態を解消してくれると良いですね。
天使の分け前です。昔の人はワインやウイスキーなどを樽で保管する際に、アルコールの揮発によって目減りする分を天使が持っていったと信じていたそうだとか。ロマンティックですね。
SOHの魅力②:ウイスキーのテイスティング方法が学べる
製造工程の見学が終わると、お待ちかねの原酒と白州のテイスティング体験が始まります。素敵な雰囲気の会場でブレンダーごっこを楽しめます。
白州にブレンドされている原酒
白州にブレンドされている原酒の一部をテイスティングすることができます。様々な作り方でできあがったテイストの異なる原酒を一つずつツアーガイドの案内に従って味わいます。
この体験によりウイスキーのテイストの違いがわかるようになり、白州以外のウイスキーを飲むときの判断基準もできあがります。ウイスキー通への第一歩です。
原酒は全て非売品で、白州蒸留所でしか飲むことができません。紹介文はツアー参加時に配布される資料からの引用です。
原酒①:ホワイトオーク樽原酒
- 青りんご、柑橘系、軽いフルーティ
- バニラ様の甘い香り
- 柔らかな伸びのある味わい
原酒②:ライトリーピーテッド原酒
- グレープフルーツ、青りんご
- みずみずしく涼やか
- かすかなスモーキー、ほのかな甘み、爽やかな後味
原酒③:ヘビリーピーテッド原酒
- 軽快で鼻通りの良いスモーキー
- クッキー、ビスケットの甘さ
- スモーキーの長い余韻
テイスティングの方法
ウイスキーのテイスティングの方法が学べます。ツアーガイドが丁寧に指導してくれます。まるで、ブレンダーになったかのような気分になります。
テイスティングの方法①:色を見る
テイスティングの方法②:グラスを軽く回す
テイスティングの方法③:香りを試してみる
口に含む前に香りをかぎます。各原酒の特徴の説明があった後に、香りをかいでみると確かに違いがわかります。
テイスティングの方法④:加水する(トワイスアップ)
飲み方はトワイスアップです。ガイドも説明していましたが、色々好みがあるものの一番美味しい飲み方と言っていました。ブレンダーもトワイスアップで味を確かめるそうですよ。香りが一番広がる飲み方です。
トワイスアップの作り方
トワイスアップの作り方はこちらをどうぞ。ツアーガイドが教えてくれた作り方と同じです。
テイスティングの方法⑤:口に含む
原酒をかぐときの香りと、口に含んだ瞬間の味わい、後に抜ける時の味わい、それぞれのタイミングで風味が変わるのが不思議でした。ガイドの説明が本当に上手でとっても勉強になります。
白州のテイスティング
白州に含まれる原酒をテイスティングした後に、最後に白州をテイスティングをします。先ほど飲んだ原酒の様々な特徴が、絶妙なバランスでブレンドされていることが良くわかります。
あれだけ味わいの異なる原酒をブレンドして、同じ味のウイスキーを安定して出荷する技術は本当にすごいです。
白州の特徴
サントリー シングルモルトウイスキー白州ギフト カートン付き [ ウイスキー 日本 700ml ]
- 出版社/メーカー: サントリー
- 発売日: 2014/10/14
- メディア: 食品&飲料
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- 色 明るい黄金色
- 香り すだち、ミント
- 味 軽快で爽やかな口当たりほのかな酸味を感じるすっきりさ
- フィニッシュ かすかなスモーキー、ほのかな甘みすっきりとしたキレ
SOHの魅力③:マリアージュ体験
原酒のテイスティングの後は、白州に合うおつまみを体験できます。良くこれをおつまみだと言ったものだなと言うくらい、美味しくて立派なおつまみが出てきます。ツアーガイドは「白州とのマリアージュ体験」とカッコよく表現していました。
マリアージュとは
マリアージュとはフランス語で婚姻を意味する言葉です。その意味が転じて「お酒と食べ物の相性」を表す言葉なったそうです。
ウイスキーの特徴と相性の良い食べ物
ツアーで紹介していたウイスキーの特徴と相性の良い食べ物です。是非参考にしてみてください。
ウイスキーの特徴①:スモーキー、香ばしさ、穀物様、クリーミー
相性の良い食べ物:燻製、焼きもの、炙りもの、ハーブ、味噌、醤油、チーズ
ちなみに先ほどのおつまみをみてわかる通り白州はこの分類に入ります。木桶の発行で入り込んだ乳酸菌の酸味によりチーズと良くあいます。売店で購入した、燻製チーズとの相性が抜群でした。
ウイスキーの特徴②:すっきりとした後口
相性の良い食べ物:揚げ物、油もの
ウイスキーの特徴③:華やかな香り、甘い香り、樽の香り、ほろ苦さ
相性の良い食べ物:野菜、ハーブ、チョコレート、ナッツ、揚げ物
SOHの参加方法
公式サイトからの予約が必須
人気のツアーなので予約をしないと参加することができません。公式サイトから予約ができますので必ずご確認ください。
SOHの営業案内
- 開催時間 13:00
- 所要時間 110分
- 料金 2,000円(これだけ楽しめてたったの2,000円です)
白州蒸留所の施設
BAR白州
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白州だけではなくサントリー系のいろんなウイスキーが飲めます。海外ウイスキーもたくさんあります。
ウイスキー博物館
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サントリーウイスキーの歴史を学べるコーナーです。自由に観覧できます。
レストランホワイトテラス
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値段は少し高めですが、白州とマリアージュするメニューばかりが揃っています。白州の森の中にあるテラススタイルのレストランで居心地が最高です。
ファクトリーテラス イン ザ バレル
売店です。ウイスキーとか、おつまみとか、おしゃれなグラスとかが買えますよ。
白州はまだまだ品薄です。
イン ザ バレルで購入して気に入ったお土産がこの「樽燻」シリーズです。画像の他にも、鮭とばやチーズもありました。美味しいです。悲しいかな蒸留所の売店でしか買えません。
天然水南アルプス 白州工場
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無料で、南アルプスの天然水の工場を見学することができます。品質管理の高さに驚きました。サントリーですらこれだけの品質管理をしているので、妙に安いミネラルウォーターは怖くて飲めなくなるほどでした。
白州蒸留所をもっと楽しむなら
電車か泊まりで行くべき
車もいいですが、酒の飲める運転手がいたら可哀相すぎます。私だったら、これだけの体験を我慢するのはちょっとしんどいです。ツアーで、羨ましそうにしていた旦那・彼氏が結構見うけられました。
小淵沢駅から無料送迎バスが出てますので利用しましょう。ちなみに、小淵沢駅の立ち食いそばが飲んだ後に美味かったです。
オープン早々に行くべき
まだまだ白州は品薄です。オープン早々なら白州のウイスキーが売店で買えるそうです。是非手に入れましょう。
まとめ
白州の美味しさを体験できるのも魅力ですが、ウイスキーそのものの魅力を実感できるスポットです。ウイスキーにあまり詳しくない、美味しさが良くわからないという方、是非一度来てみてください。ウイスキー好きへの扉を開けるきっかけになりますよ。
おわり