酒好人の酒と旅を語るブログ

読者の今宵の一杯のために名酒場をご紹介するブログです。身銭を切り、肝臓を犠牲にして、自分の失敗談をさらけ出す。美味しい酒場とまずい酒場をどストレートに語ります。

北海道と新潟間をフェリーで旅行すべきこれだけの理由

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新潟にフェリーで旅行したら大満足な旅行を格安で楽しむことができました。正直に言って、北海道の方々はフェリーに乗って新潟へ旅行に行くなど選択肢にないかもしれません。

 

ただ新潟を侮るなかれです。北海道とはひと味ちがう旅行を格安で楽しむことができます。選択肢の少ない北海道の方々のために参考になればと思い、旅の思い出をご紹介させて頂きます。

 

 

新潟へ行った理由

 
 
 
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#出張#出張シリーズ#新潟#駅キレイやった#反対側はボロかった#新潟駅#帰りは飛行機

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船旅に憧れがあった

北海道小樽市新潟県はフェリー航路があります。船旅に強い憧れがあったのでずっと行ってみたいと思っており、子供も喜ぶと思ったのがが理由の1つです。ちなみに妻は船酔いが心配と言ってついてきませんでした。

魚介類がうまい

新潟は北海道に劣らず魚介類が美味しいです。北海道ではあまり食べられない魚も結構多いです。子供たちも魚介類が大好きなので、食事も楽しめると思ったのが理由の2つ目です。

日本酒がある

北海道の弱点である地酒。新潟には日本酒があります。これだけで旅の理由になります。

日本海最大の水族館がある

生き物大好きな我が子にとっては、最高の遊び場になると思われる日本海最大の水族館マリンピア日本海があります。これは絶対喜ぶという確信がありました。

フェリーが格安だった

フェリーが格安だったことです。船旅を楽しみながら、移動もできて、宿泊もできるという一石二鳥の乗り物です。

 

フェリーで新潟へ

小樽港フェリー乗り場

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小樽港のフェリー乗り場です。出発の日は天気があまり良くなく、海も荒れるとの予報でした。

フェリー旅の良さをご紹介

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新日本海フェリー「らべんだあ」の様子です。想像以上に大きくてきれいで、年甲斐も無くテンションがあがってしまいました。 

フェリーの良さ①:時間に無駄が無い

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出典:新日本海フェリー 公式HP

小樽港の出航時間は17:00、新潟港への到着時間は翌9:00〜10:00です。すごい時間がかかるように見えますが、ほとんど寝てる間に新潟に到着するのでまったくストレスがありません。ちなみに、新潟からの帰りは、昼12:00発で、小樽港着が翌4:30です。

 

フェリーの良さ②:料金が安い

シーズンにもよりますが、ツーリストA(カプセルタイプ)で、大人:¥8,830(子供は半額)です。ちなみに大人1名につき、幼児は1名分無料です。電車賃+ホテル代と考えたら安いと思いませんか?運転もする必要がないのでのんびりお酒も飲めます。

 

フェリーの良さ③:カプセルも快適

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カプセルルームの様子です。昔のフェリーは寝れるといっても大部屋の雑魚寝のような感じでしたが、今は最も安い部屋でもカプセルホテル並みです。

プライベートを確保できますし、個々に電源も使えます。女性は女性限定のエリアがあるし、途切れ途切れではありますがwifiも使えます。

ベッドの寝心地もよく、子供達も爆睡でした。ちなみに、高いお金を出せば個室もあります。

 

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下の子はいつのまにかコロリ。このまま朝まで寝てました。子供はいいなぁベッドが広くて。きちんと布団はかけてあげましたよ。

 

フェリーの良さ④:施設がすごい

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びっくりしたのが施設のすごさです。正直普通のビジネスホテルよりも施設は充実していると思います。大浴場も露天風呂もあり、食堂もあり、売店もあります。エクササイズ用のバイクもありました。

 

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ロビーにあった撮影スポットです。船長気取りで楽しそうでした。

 

フェリーの良さ⑤:大浴場がある

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大浴場は広々としていて銭湯並みでした。

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風呂場の写真はとれないので、新日本海フェリー公式HPからの転載です。出航時間には日が落ちていて、お風呂場から小樽の街明かりが遠ざかっていく様子がなんともいえない雰囲気を醸し出していました。

 

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露天風呂からは、海面と夜空が見えます。この時は天候が悪くて見えませんでしたが、天気がいい日なら星空を楽しめると思います。子供たちは、船が波に揺れるたび、お風呂のお湯が波打つのを楽しそうにしていました。

 

フェリーの良さ⑥:食堂が充実している

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食堂も充実していました。道民にわかりやすい表現をすると、飯の半田屋スタイルです。一品一品値段がついていて、お好みで選ぶ形式です。

 

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値段は少々割高感はありましたが、味は悪くなかったです。

 

フェリーの良さ⑦:売店が充実している

なんでもありました。酒、つまみ、おかし、カップラーメン、パン類も豊富でした。酔い止めとかの薬もあったので、忘れてしまっても大丈夫です。

フェリー乗り場の売店より豊富だったので、事前に買いだめしなくても大丈夫でした。新潟の地酒が結構あったのが印象的でした。

 

フェリーの良さ⑧:カモメと遊べる

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朝方フェリーは新潟港に入港します。入港してからも、フェリーターミナルまで着くまでには結構時間がかかります。デッキに出てみると、朝の心地よい風の中、餌を求めてカモメ達が集まってきました。

 


新日本フェリー 新潟港 カモメと遊ぶ

余った袋菓子を投げると、見事なダイビングキャッチを見せてくれました。子供たちはめちゃめちゃ楽しそうに餌やりを楽しんでました。

もちろん、朝ごはんと朝風呂もきちんと楽しみました。

フェリー最高です。 

 

新潟に到着

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新潟に到着しました。よく寝れたし、朝風呂でリラックスもできたし、朝食もしっかり取れたし、当たり前ですが運転疲れも無いです。朝っぱらから遊ぶ元気満タンです。

ただ、地上についた後でもなんか常に揺れている感じがしました。足がふらつきます。

 

日本海側最大の水族館

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(出展:新潟市水族館 マリンピア日本海 公式HP)

新潟に到着したら、まず目指したのは、日本海側最大の水族館である「新潟市水族館マリンピア日本海」です。フェリー乗り場から、タクシーを拾いました。タクシーで約15分くらい、料金は約2,000円位でした。

 

マリンピア日本海の営業案内

  • 営業時間 9:00~17:00
  • 12月29日~1月1日、3月の第1木曜日とその翌日
  • 入館料 大人(高校生以上)¥1,500 小人(小・中学生)¥600 幼児(4歳から)¥200 乳児 無料

 

マリンピア日本海の特徴①:魚種が多い

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公式ホームページによると、「約500種2万点」の生物を展示しているとあります。実際、PR通りで本当にたくさんの生き物を見ることができます。

釣りや生き物を捕まえたりするのが大好きな我が子はめちゃくちゃくテンションが上がっていました。

 

マリンピア日本海の特徴②:展示がきれい

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展示がきれいだったのがとっても印象的でした。リニューアルされたという建物のきれいさも去ることながら、生き物が実際に生活している環境を再現したような展示が見事でした。磯、川の下流、川の上流、深海、南の海などそれぞれのテーマとコンセプトがしっかりしていて、見るだけで勉強になる展示でした。

 

マリンピア日本海の特徴③:イルカショーも楽しい

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イルカショー マリンピア日本海

水族館の見どころの一つイルカショーもあります。イルカショーの近くには売店や出店があってビールやお菓子を食べながらショーをみることができました。これまた楽しかったです。

 

マリンピア日本海の特徴④:ラッコがかわいい

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「ラッコ」が可愛すぎました。ラッコが泳ぐ姿を動画でアップしますので是非ご覧ください。


ラッコ マリンピア日本海

 

水族館で3~4時間位過ごしたでしょうか。子供たちも大喜びでした。自分も童心に帰って思いっきり楽しみました。北海道民は、水族館と言えばおたる水族館とかサンピアザのイメージしかないかもしれません。全然違います。たかが水族館だろうと思わず訪れてみてください。

  

遊んだあとは酒と飯

回転ずし「弁慶」

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遊んだあとは酒と飯です。人気店らしい回転寿司店弁慶に行ってみました。昼の時間からは、多少ずれていたものの、休日の混雑様はなかなかのものでした。

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本館はいっぱいだったので、隣にある立ち食い形式の弁慶に入りました。15分位待ったでしょうか。

 

弁慶の特徴①:佐渡の地酒が豊富

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冷蔵庫には新潟・佐渡の酒がずらり・・・。旅先で飲む酒は、本当に美味しいです。これぞ旅のだいご味ですね。

 

弁慶の特徴②:佐渡の新鮮なネタ

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同じ日本海といえども違いを実感・・・。我が子は「教育が良いせいか」、食べ慣れたものではなく、「旬」を頼んでいました。

 

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「天然ぶり」「アジ」「フグ」「メバル」「ヒラメ」あたりが本当に美味しかったのを覚えています。大満足です。

 

ホテルが安い

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宿泊先はコスト重視でビジネスホテルを予約しました。駅直結の新潟ターミナルホテルを予約。大きくて立派なホテルでした。なんと嬉しいことに、子供と添い寝が可能ならなんと大人だけの料金で予約ができました。

 数日前にホテルの予約サイトで空き部屋を探していましたが、どこも安い。札幌や東京だと外国人観光客も多いので、最近は、予約は取れないしどこも高いです。

 新潟の人が言っていましたが、新潟は外国人観光客が少ないそうです。その影響もあるかもしれません。

 

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チェックインして少々疲れを癒しました。子供たちはベッドでごろんして、携帯ゲームでリラックス。この時間もいいもんです。

 

〆はへぎそば

夕飯は新潟名物「へぎそば」を食べに出かけました。新潟駅構内にある「小嶋屋」のへぎそばが結構うまいと聞いていたので行ってみました。

天ぷらとビール

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天ぷらとビール。美味いです。

へぎそば

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家族そろって大のそば好き。へぎそばの独特な触感と味わいもこれまた美味しい。

 

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子供がとても気に入ってしまって、2回もおかわり。3人で8人前位食べました。家に帰っても食べたいというので、レジ横にあったおみやげそば(乾麺)も買いました。

お土産も楽しい

空港の売店でお土産を仕入れました。これまた、珍しいものが多く近所の人が喜ぶようなものばかりでした。

 

新潟の新米

新潟の新米がたくさん。近所の人にあげたところ、本当に美味しかったそうです。お土産用に小分けされたお米がたくさんありました。

 

米菓(煎餅やおかき)

亀田の柿の種、ばかうけ、はっぴーたん等々、米をつかったお菓子はほとんど新潟のお菓子メーカーが製造しています。これも初めて知りました。ご当地限定の商品がたくさんあって楽しかったです。子供の友達はもらって喜んでたみたいです。

 

 

日本酒

新潟は酒で有名と聞いていたけどそんなに口に合うのはない印象だったのだけど「〆張鶴」はとても美味しい。日本酒好きな友達に「〆張鶴」をプレゼント。喜んでくれました。

 

〆張鶴 純 純米吟醸 (新潟) 1.8L 1本

〆張鶴 純 純米吟醸 (新潟) 1.8L 1本

 

 

さようなら新潟

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帰りは貯まったマイルを使って飛行機で帰りました。本当は帰りもフェリーで帰りたかったです。

新潟から小樽へは明るい時間に出発なので、海の風景も楽しめるし、後は噂によるとフェリーのデッキでジンギスカンパーティーなんかもできるそうです。

もう一日休みがあったなら・・・。

 とにもかくにも「新潟旅行」は本当に楽しかったです。行き場に困った道民たちは、是非新潟にチャレンジしてみて下さい。後悔はしないと思います。

 

おわり